【雷対策】分電盤に避雷器(SPD)を後付け!費用相場と家電を守る効果

皆さん、こんにちは。神奈川県茅ヶ崎市を拠点に、地域密着で電気工事を手掛けている勝電設株式会社です。


「最近、ゲリラ豪雨や落雷が多くて、家の家電やパソコンが壊れないか心配…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、落雷から大切な家電を守るには、家全体の電気の入り口である「分電盤」に避雷器(SPD)を後付けすることが非常に効果的です。


この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。

雷の多い季節になる前に、ぜひ知っておいていただきたい内容です。


  • 雷サージによる家電の故障リスクと避雷器(SPD)の保護の仕組み
  • 分電盤に避雷器を後付けする際の費用相場と工事内容
  • 安全で確実な設置のために、電気工事のプロに依頼するメリット


目次

  1. 雷サージの恐怖!なぜ避雷器(SPD)が必要なのか?
  2. 分電盤に後付けできる!避雷器(SPD)の仕組みと効果
  3. 避雷器(SPD)の後付け費用相場と工事の手順
  4. DIYは絶対NG!避雷器(SPD)の設置をプロに依頼すべき理由
  5. よくある質問
  6. まとめ




■雷サージの恐怖!なぜ避雷器(SPD)が必要なのか?

落雷時に電線を伝って侵入する「雷サージ」は、PCやテレビなどの精密機器を一瞬で破壊する恐れがあります。これを防ぐためには、家全体の入り口である分電盤での対策が不可欠です。



・雷サージとは?家電が壊れるメカニズム


雷サージとは、落雷の際に発生する一時的で非常に大きな異常電圧や過電流のことです。雷が家に直接落ちなくても、近所に落ちた雷が電柱の電線や通信線、アンテナなどを伝って家の中に侵入してくる「誘導雷(ゆうどうらい)」と呼ばれる現象が一般的に多く見られます。


この異常な電圧がコンセントを通じて家の中の家電製品に流れ込むと、内部の繊細な電子回路が耐えきれずにショートし、一瞬にして故障してしまいます。雷が鳴った後、「テレビがつかなくなった」「パソコンのデータが消えてしまった」といったケースは、この誘導雷による雷サージが原因で起こることがほとんどです。



・雷サージ対策の重要性と避雷器の役割


コンセントに差し込むタイプの「雷ガード」付き電源タップを使用している方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それだけでは防ぎきれない強力な雷サージが侵入してくることもありますし、すべての家電にタップを付けるのは現実的ではありません。


そこで重要になるのが、家全体の電気を管理する分電盤で雷サージを食い止める対策です。分電盤に「避雷器」を設置することで、外から侵入してきた異常な電圧を家の入り口でブロックし、家の中のすべての家電や設備をまとめて守ることができます。一度の落雷で高価な家電が同時に複数故障してしまう被害を防ぐためにも、大元での対策が極めて重要になります。




■分電盤に後付けできる!避雷器(SPD)の仕組みと効果

避雷器(SPD)は、雷サージの異常な電圧を検知し、安全に地面へと逃がす装置です。既存の分電盤にも後付けが可能で、家中の家電をまとめて保護できます。



・避雷器(SPD)が雷サージを逃がす仕組み


避雷器は、正式にはSPD(Surge Protective Device:サージ防護デバイス)と呼ばれます。このSPDは、普段の正常な電気が流れている時は何もしませんが、雷サージのような想定外の異常な高電圧が侵入してきた瞬間にだけ反応する、優れた見張り役です。


異常電圧を検知すると、SPDは瞬時に電気の通り道を切り替えます。そして、家電製品の方向へ流れようとする危険な高電圧を、アース(接地線)を通じて安全に建物の外(地面)へと逃がしてくれます。これにより、家の中の機器には安全なレベルの電気だけが届くようになるという仕組みです。



・分電盤に設置するメリット(家全体を保護)


分電盤にSPDを設置する最大のメリットは、家中のすべてのコンセントや、壁や天井に直接配線されている照明器具、エアコンなどを「一括して保護できること」です。


個別に対策するのが難しいビルトインタイプの食洗機やエコキュートなどの高価な住宅設備も、分電盤で対策しておけば安心です。現在お使いの分電盤に専用のSPDを後付けするだけで、家全体の防御力を劇的に高めることができます。




■避雷器(SPD)の後付け費用相場と工事の手順


避雷器の後付けにかかる費用は、部品代と工事費を合わせて数万円程度が相場です。分電盤の空きスペースや配線状況によって変動します。



・避雷器(SPD)本体と設置工事の費用相場


既存の分電盤にSPDを後付けする場合、かかる費用は「SPD本体の部品代」と「電気工事の作業費」の合計となります。一般的な戸建て住宅の場合、おおよそ2万円〜4万円程度が目安となることが多いです。


ただし、現在の分電盤の中にSPDを取り付けるための「空きスペース(予備回路)」がない場合は注意が必要です。その場合、分電盤のすぐ横にSPDを入れるための小さな専用ボックスを増設する必要があり、追加の部品代や作業費がかかる可能性があります。事前のお見積もりで、ご自宅の分電盤の状況をしっかりと確認してもらうことが大切です。



・後付け工事の流れと所要時間


工事自体はそれほど大掛かりなものではありません。専門の作業員が分電盤のカバーを開け、空きスペースにSPDを取り付け、配線とアース線を接続します。作業時間は、スムーズに進めば1時間〜2時間程度で完了することがほとんどです。


作業中は、安全確保のために家全体の電気を一時的に止める(停電させる)必要があります。冷蔵庫の中身や、デスクトップパソコンのデータ保存など、事前の準備をお願いすることになりますので、工事の日程調整の際によく確認しておきましょう。




■DIYは絶対NG!避雷器(SPD)の設置をプロに依頼すべき理由


分電盤内の作業には「電気工事士」の資格が必要であり、無資格でのDIYは法律違反かつ大変危険です。必ず専門の電気工事業者に依頼してください。



・無資格での作業が引き起こす感電・火災リスク


インターネットで部品が買える時代ですが、「少し知識があるから自分でやってみよう」と考えるのは絶対にやめてください。電気工事士法という法律に基づき、分電盤内部の配線を触る作業は、国家資格である「電気工事士」の資格を持つ人でなければ行うことが禁止されています。


資格を持たない方が見よう見まねで作業を行うと、感電して命に関わる大事故に繋がる恐れがあります。また、配線の接続が不十分だと、そこから発熱して火災を引き起こす原因にもなります。安全を守るための装置を付けることで、逆に危険を招いてしまっては本末転倒です。



・プロによる確実なアース接続の重要性


SPDがその性能を正しく発揮するためには、「アース(接地)」という、電気を地面に逃がすための線が適切に接続されていることが絶対条件となります。もし、このアース工事が不十分だったり、基準を満たしていなかったりすると、せっかくSPDを付けても雷サージをうまく逃がすことができず、家電が壊れてしまいます。


プロの電気工事士であれば、分電盤のアースがしっかりと機能しているかを専用の測定器で確認し、必要であれば確実なアース工事を追加で行うことができます。目に見えない電気の通り道を正確に確保することは、プロにしかできない重要な作業です。


実際の施工事例もぜひご覧いただき、プロの技術をご確認ください。

施工事例はこちら




■よくある質問


Q1:すべての落雷から家電を守れますか?

A:直撃雷のような極めてエネルギーの大きい雷サージは防ぎきれない場合がありますが、発生頻度の高い誘導雷に対しては高い保護効果を発揮します。


Q2:賃貸のアパートやマンションでも後付けできますか?

A:分電盤の所有者は大家さんや管理会社であるため、勝手に設置することはできません。必ず事前に管理元へ相談し、許可を得る必要があります。


Q3:避雷器(SPD)にも寿命はありますか?

A:はい、あります。雷サージを処理するたびに劣化し、また表示ランプ等で寿命を知らせる機能がついているものもあります。定期的な点検と交換が必要です。




■まとめ


分電盤への避雷器(SPD)の後付けは、雷サージから大切な家電やデータを守るための非常に有効な投資です。DIYは避け、必ず資格を持つ電気工事のプロに設置を依頼しましょう。


勝電設株式会社は、神奈川県茅ヶ崎市を拠点に、地域密着で電気工事を手掛けています。第一種電気工事士が在籍し、新築住宅で培った高い技術力で、見えない部分まで丁寧で安全な施工をお約束します。


雷の季節が来る前に、大切な家電やPCを守る準備をしませんか?勝電設では、分電盤への避雷器(SPD)設置のご相談を承っております。ご自宅の分電盤の状況を確認し、最適なプランをご提案します。


ちょっとした疑問からでも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。

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